ヘリコバクターピロリ菌って? |
1979年、オーストラリアのロイヤル・パース病院の病理専門医ウォーレンが、胃炎をおこしている胃粘膜にらせん菌が存在していることを発見しました。 日本人は罹患率が高く、50歳以上の約8割の人がピロリ菌に罹患していると考えられています。 |
ヘリコバクター感染による疾患 |
①急性または慢性胃炎 ②胃潰瘍または十二指腸潰瘍 ③ 胃がん・胃リンパ腫 ④ 特発性血小板減少性紫斑病など |
ピロリ菌の検査 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
当院では内視鏡にて潰瘍や腫瘍があった患者さんに対して ①ウレアーゼ試験、②培養試験を行い感染を確認しています。 また、すでに潰瘍をお持ちの患者さんで希望される方では、尿素呼気テスト・抗体測定での感染の確認も可能です。
※除菌成功後も定期的な内視鏡検査を勧めています。 日本人の胃癌の発生率を考えても除菌したから完全に安心とはかぎりません。稀であっても胃癌発生の報告もあります。年1回の内視鏡検査を受けましょう。
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