肝炎(肝障害)とは? | ||||||||
肝炎とは、なんらかの原因で肝臓に炎症が起こった状態です。軽症のものから重症のも、急性のものから慢性のものまであります。以下に主な原因をあげています。
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急性肝炎と慢性肝炎 |
急性肝炎:ウイルスや薬剤が体内に入って発症します。通常、ウイルス性肝炎では感染してから数週間から数ヵ月後、薬剤性では薬を内服あるいは点滴投与されてから数週間後に発症します。 症状:全身倦怠感、食欲不振、黄疸など 治療:治療の基本は安静です。肝臓の数値によっては入院し点滴を行います。 経過:ほとんどの急性肝炎は数週間から数か月でおさまります。しかし、ごくまれに劇症肝炎へ移行する場合があります。 慢性肝炎:体内にはいったウイルスやアルコールなどで肝臓の細胞が破壊され、修復することを繰り返し6ヶ月以上にわたって続く状態をいいます。慢性肝炎の一部は肝硬変へ進行していきます。 症状:人によって違いますがほとんどの人は症状はありません。 全身倦怠感や吐き気、食欲不振などの症状がみられることもあります。 治療:血液検査の数値などにより異なりますが、無治療で経過を見る場合もあります。 劇症肝炎:急性肝炎の中で約1%の方が劇症肝炎へ移行すると言われています。 、劇症肝炎の場合は急性肝炎の症状がひどくなり肝性脳症という意識障害が出るのが特徴です。劇症肝炎は発症後に他の臓器(脳・肺・心臓・腎臓など)にも障害をきたし多臓器不全を合併することが多く死亡率も高く発症時には70〜80%の人が死亡するとも言われています。 |
肝硬変 |
ウイルスやアルコールなどによって肝細胞が障害(壊れるために肝臓の細胞に含まれるGOTやGPTなどの肝酵素が血液中に放出されます)を受けた後、再生するということを繰り返している状態を慢性肝炎や慢性肝障害といます。この壊死と再生が繰り返されると繊維の増生が強くおこります。肝細胞は繊維に囲まれながら再生する為、再生結節という肝細胞のかたまりが作られます。繊維化がどんどん起きていくと肝臓はさらに繊維に置き換わり正常な肝細胞が減っていき、固い肝硬変となっていきます。わかりやすく言うと手にできる’タコ’と同じで同じところをケガ(障害)を受け治り(再生)を繰り返すと固いタコになるでしょ?タコの固くなったところは正常の皮膚ではなく針で刺しても痛くないでしょ?すなわち正常な皮膚組織が繊維に置き換わっているからです。同じことが肝臓で起きたのが肝硬変です。 |
ウイルス肝炎 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ここではA型〜C型肝炎について記載します。
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薬剤性肝障害 |
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アルコール性肝障害 |
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自己免疫性肝障害 |
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