自宅療養の期間について
発熱、咳、のどの痛み、鼻水・鼻づまりなどの症状が続いているうちは、外出を控えてください。発熱やせきなどの症状が治まっても治まった日からさらに2日間は、自宅療養が必要です。その方によって状況が異なることもありますが当院では感染拡大予防のために最低5日間の自宅療養を推奨しています。
なお、学生は学校保健法にて登校が禁止されています。
自宅療養の留意点〜家族に感染を広げないために〜
1 栄養をとり、安静にして、十分な睡眠を心がけましょう。
2 お茶、水などでこまめに水分補給をしましょう。
3 毎日、1回は体温を計りましょう。
4 咳が続いている間は、必ずマスクをしましょう。
5 咳をするときは、咳エチケットを心がけましょう。
6 病院からもらったお薬は、症状がなくなっても必ず最後まで飲み切りましょう。
7 できるだけ、看病する人を一人に決め、看病する人もマスクをしましょう。
8 家族への感染を防ぐため、できるだけ部屋を分けましょう。
9 部屋の湿度を高めにしましょう。
10 定期的に部屋の換気に努めましょう。
11 看病した後(感染している家族と接触があった時)は、必ず石けんで手を洗いましょう。
子供の「インフルエンザ脳症」に注意してください!
次の症状が見られたら、インフルエンザ脳症かもしれません。早めに医療機関を受診して下さい。発熱やせきなどの症状のほかに、
1 「呼びかけても、答えない。」など、子どもの意識がはっきりしない。
2 「けいれん」が見られる。
3 意味不明な言葉や行動が見られる。
※ 強い解熱剤(ボルタレン、ポンタールなど)により、インフルエンザ脳症がより悪化することがあります。
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