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①器質性便秘 | 先天的に腸が長い・大腸癌・炎症などの腸の病気などで起こります 。吐き気・腹痛・下血(便に血が混じる)などの症状を伴うこともあります。 | 大腸の検査を受けましょう | ||
②機能性便秘 | 一過性単純性便秘 | 一時的な便秘症で旅行に行った際の便秘など生活のリズムが変わった時に起きやすい。 | ||
常習性便秘 (習慣性便秘) |
弛緩性便秘 | 中高年女性に多く、腹圧低下や内分泌疾患により腸の緊張が低下し腸の中に便がとどまる。さらに水分が吸収されて硬い便になり一層便が出にくくなる。 | 膨張性下剤・大腸刺激性下剤 | |
直腸性便秘 | 直腸に便があっても排便反射の低下あるいは消失をきたし排便困難になるもの。 | 座薬 | ||
痙攣性便秘 | 自律神経失調により下部大腸(横行結腸より肛門側の結腸)が過度に痙攣性の収縮をするために、腸管内膜が挟まり大腸内容物の輸送に時間がかかる。 | 塩類下剤 | ||
薬剤性便秘 | 薬による便秘症 (鎮痛剤、鎮静剤、制酸剤、鉄剤、抗うつ剤など) |
軟便化薬 | 腸内で水分により膨潤しその刺激で腸運動を高める膨張性下剤、界面活性作用により便もを柔らかくする浸潤性下剤などがある。(作用発現1〜3日) | 膨張性下剤 | △バルコーゼ |
浸潤性下剤 | △ベンコール | ||
浸透圧性下剤 | ×モニラック (保険適応外) |
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緩下剤 | 大腸刺激性下剤が主である。この種の下剤は常用しても栄養吸収に支障がないが、腹痛を伴うことが多い。(作用発現6〜12時間) | 大腸刺激性下剤 | ◎プルゼニド、◎ヨーデルS、◎アローゼン、◎ラキソベロン |
峻下剤 | 小腸刺激性下剤は腸管吸収を阻害するが、有害物を迅速に、かつ腸管全体にわたって取り除く。 塩類下剤は、腸内に高張の難吸収性塩類をおくことで腸内の水分量を増やし、その物理的刺激で便を排泄させる。(作用発現2〜6時間) | 塩類下剤 | △マグコロール、◎酸化マグネシウム、△硫酸マグネシウム |
小腸刺激性下剤 | ×ヒマシ油 | ||
浣腸剤、坐剤 | 直腸粘膜の興奮性が低下すると排便運動は起こりにくくなり、上記下剤に対する反応性も低くなる。このような場合は直腸に直接機械的、または科学的刺激を与えるために使用する。 | 坐剤 |
△グリセリン坐剤、○テレミンソフト、◎新レシカルボン |
浣腸剤 | ◎ケンエーG浣腸、○グリセリン浣腸、△薬用石けん |