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原因 | 初期症状 | |||
急性合併症 | ケトアシドーシス | 血液中のインシュリンが不足し、ブドウ糖の利用ができずに脂肪が分解されケトンが作られます。放置すると昏睡状態となり死亡することもあります | のどの渇き、倦怠感、体重減少 | |
非ケトン性高浸透圧昏睡 | 極端に血糖値が上昇すると浸透圧により尿が増え脱水をきたします。早急な水分補給とととにインシュリンの投与が必要で生命の危険を伴います。 | のどの渇き | ||
低血糖 | 食事量が少なかったり糖尿病薬やインシュリンの注射とのバランスが悪くなると血糖値が極端に低くなります。放置すると意識を失い生命の危険を伴う場合もあります。 | 冷や汗、動悸、ふるえ | ||
慢性合併症 | 糖尿病性網膜症 | 単純網膜症 | 網膜の毛細血管がつまったり出血(点状出血)や血管瘤、血管よりしみでたタンパク質などによりできる白斑(硬性白斑)が見られます。 | ほとんどなし |
前増殖網膜症 | 単純性網膜症が進行すると硬性白斑が増え、血管瘤が増えてきます | ほとんどなし | ||
増殖網膜症 | 前増殖網膜症をさらに放置すると増殖網膜症へ移行します。血液の流れが悪くなり新生血管ができます。この新生血管は破れややすく出血を繰り返し、増殖膜という膜を網膜上に形成します。この増殖膜が網膜を剥離させ網膜剥離をきたしたり、出血により硝子体出血をきたし視力低下や失明に及びます。 | 視力低下・失明 | ||
糖尿病性神経障害 | 末梢神経障害 | 糖尿病による血管の障害により細い神経から障害を受けやすく、足先や手先、足の裏などの感覚に異常をきたしはじめ徐々に太い神経を侵していきます。 多くは左右対称に起きていきますが、時に片方の神経を侵す場合もあります。その原因は血管閉塞によるもので顔面神経麻痺、聴神経麻痺などをきたすこともあります。 | 異常感覚(しびれ、ジンジンする感じ、冷感)、自発痛、神経痛、感覚麻痺 | |
自律神経障害 | 発汗異常(味覚性発汗、無汗)、起立性低血圧、胃無力症、便通異常(便秘、下痢)、胆のう無力症、膀胱障害、勃起障害、無自覚性低血糖など | |||
糖尿病性腎症 | 腎臓にある糸球体で体の老廃物を体外へ排泄します。この糸球体にはたくさんの毛細血管が流れこんでおり、糖尿病により毛細血管が障害を受け糸球体での濾過ができなくなります。進行すると腎不全へ移行し人工透析の導入が必要となります。 | むくみ・息苦しさ | ||
脳梗塞・心筋梗塞 | 脳や心臓を栄養している血管が糖尿病で障害され梗塞をおこします。 | 手足のまひ・胸痛・冷や汗など |
生活活動強度 | 職業など | 生活活動量 |
軽い | 高齢者・専業主婦・管理職 通勤距離の短い事務職 |
25Kcal/Kg |
中程度 | 育児中の主婦・外交員・長距離の事務職 製造業・運搬業 |
25〜30Kcal/kg |
やや重い | 農作業・漁業・建築業・運搬業 | 30〜35Kcal/kg |
重い | スポーツ選手・建築などの現場作業 農業・漁業 |
35〜45Kcal/kg |
運動の種類 | 1時間あたりの消費カロリー(Kcal) | |||
男 | 女 | |||
60Kg | 70Kg | 50Kg | 60Kg | |
ウオーキング(ゆっくり) | 90 | 105 | 70 | 90 |
ウオーキング(普通・通勤など) | 130 | 150 | 100 | 120 |
ウオーキング(早め) | 210 | 250 | 170 | 210 |
ジョギング(100m/分) | 510 | 600 | 420 | 500 |
ランニング(200m/分) | 720 | 840 | 590 | 700 |
分類 | 主な商品 | 効果 |
インスリン分泌刺激剤 | ||
スルフォニル尿素剤(SU剤) | オイグルコン グリミクロン |
膵臓のβ細胞を刺激してインスリンの分泌を増やす |
膵外作用を併せ持つSU剤 | アマリール | 膵β細胞からのインスリン分泌を刺激するほか、末梢での糖取込、肝糖放出抑制などの膵外作用を併せ持つ |
速効型インスリン分泌促進剤 | スターシス ファスティック |
膵臓のβ細胞を刺激してインスリンの分泌を増やす |
糖質吸収遅延剤 | ||
αグルコシダーゼ阻害剤(α-GI) | ベイスン グルコバイ セイブル |
消化酵素の働きを抑え、炭水化物の吸収を遅らせ食後血糖の上昇を抑制する |
インスリン感受性改善剤(チアゾリジン系) | アクトス | 末梢でのインスリンの効きをよくすることで血糖を下げる |
インクレチン関連薬 | ||
DPP-4阻害薬 | ジャヌビア グラクティブ |
インクレチンは、消化管内の糖濃度に依存してインスリン分泌を促し、血糖を低下させる役割を担う消化管ホルモン。 DPP-4阻害薬は、このインクレチンの分解酵素であるジペプチジルペプチターゼ-4(DPP-4)を阻害し、インクレチンの作用を促進させる。 |
GLP-1受容体作動薬 | ビクトーザ | GLP-1受容体作動薬はDPP-4に分解されにくくしたGLP-1アナログ(生理的GLP-1に似た構造のもの)を直接皮下に注射してすい臓に作用させる |
主な商品 | 発現時間 | 持続時間 | |
超速効型インスリン製剤 | ヒューマログ | 数分以内 | 3〜5時間 |
速効型インスリン製剤 | ヒューマカートR ペンフィルR |
30分ぐらい | 6〜8時間 |
中間型インスリン製剤 | ヒューマカートN ペンフィルN |
1時間半 | 18〜24時間 |
混合型インスリン製剤 | ヒューマカー3/7 ペンフィル30R |
30分ぐらい | 18〜24時間 |
持続型インスリン製剤 | ノボリンU レンテ |
4時間 | 24〜28時間 |
持効型インスリン製剤 | ランタス レベミル |
1時間半 | 約24時間 |