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アレルギー反応とは
本来、人間の体には、体内に侵入してくる外敵に対して、退治しようとする働き(免疫)があります。侵入してくる外敵を抗原といい、それに対して体が作る免疫物質を抗体といいます。
異物(抗原)が侵入してくると、免疫が働き異物(抗原)を攻撃し正常に免疫機能が働きます。しかし、体を守るはずの抗原抗体反応が、同じ異物(抗原)に対して「侵入→攻撃」を繰り返している間に、本来無害であるはずの花粉などに対して過剰に働いてしまい体にとって都合の悪い反応を起こします。これをアレルギー反応といいます。
アレルギーが目や鼻でおきると 花粉症
気管支でおきると 喘息
皮膚でおきると アトピ−性皮膚炎
主な花粉症の原因には2種類あり、季節により発症する季節型と一年を通して発症する通年型があります。また、両方を合併する方も多いです。
症状の期間 | 原因物質 | 症状 | |
季節性アレルギー | アレルゲンとなる花粉が飛ぶ季節にだけある | スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカバなどの花粉、日本では、花粉症を引き起こす植物は約60種類 | 鼻みず・くしゃみ・鼻づまり、目のかゆみ・なみだ・充血など |
通年性アレルギー | アレルゲンが1年中あるので、1年中ある症状 | ダニ、家の中のちり(ハウスダスト等)、ゴキブリなどの昆虫、ペットの毛、フケなど | 上記と同様の炎症。 喘息、アトピー性皮膚炎などを合併することがある |
症状の主体が鼻であればアレルギー性鼻炎、目であればアレルギー性結膜炎